フィールド中央に配置された砦。壁がすべて布製?! これが面白いゲーム展開の秘密だ!
今回の葉隠訓練@福島でお世話になったのが、いわき市のサバイバルゲームフィールド“Rガン スタジオ”さんです。
大型倉庫内に立体的な施設を設置。広い会場の両端と中央に、それぞれ二階、三階建ての砦を用意。インドアフィールドながらアウトドアフィールドの要素とMOUT的なCQBの要素を兼ね備えた、個性的なコンセプトが大きな特徴です。
なかでも興味深いのが『壁』です!
バリケイドと砦は、すべて木製または単管パイプの骨組みに、布製の壁が用いられているのです。サバゲフィールドというと、コンパネやフォークリフト用パレットを利用したものが一般的で、BB弾の跳弾……跳ね返りが強力で、相手ゲーマーに撃たれたモノか判別し難く、跳弾もヒットに数えるのが通例になってます。
そこで「R-GunStudio」主宰の佐藤三代治さんは、跳弾ヒットの曖昧さから脱却すべく布製壁を発想。素晴らしい効果を発揮しています。実際にプレイすると“ボボボッ”とBB弾が壁に当たる独特の音がします。“バシッ!”、“ビシッ!!”と身体に当たるのは、すべてヒット。これが判りやすい! シンプルながら素晴らしいアイディアです!!
また、布製壁のためバリケイドが軽量で移動しやすい。セッティングが変更しやすいので、フィールドはいつも新鮮なレイアウトが楽しめる! これも魅力です。
さらに、階段や上階の床が頑丈に作られていて、安心して動き回れます。ケガに対しても充分に配慮されているのも特筆すべき点です。サバゲの愉しさとネガティヴな要素を再考することで、美事に個性的なフィールドになっている。これがRガンスタジオの個性として好評な特徴です! ぜひ、個性的なフィールドの実用性を、楽しんで欲しいです。
by Tomo
フィールドからエントリー側の砦を観たところ。3階建ての素晴らしい作り。丈夫な作りで安心して動き回れます!
階段は2×材で頑強に作られてます。すべて主宰佐藤さんの手作りだそうです。御尽力にアタマが下がります。
2階、3階の床の骨組みはすべて通常の2倍入っていて、物凄く丈夫にできていて安心!
6号バイパスから大きな看板が目印!