庁南城を攻めよ!

ある日、子供のランドセルにチラシが入ってきました。

「いざ!冬の陣!庁南城を攻め落とせ!!」

え?まじ?!!
企画はなんと公民館。このぶっ飛んだ感じに即応募してしまいました。

庁南城跡は戦国時代の遺構です。歴史の表舞台からは脇の脇の方だそうです。(^_^;)
こういうのは大好きなので、ずっと興味がありました。でも実際はどこから行けるのか知りませんでした。→場所

このツアーで配られた資料は、探検地図として最高! 個人的に永久保存版指定です。(^o^)/
原図製作は小髙春雄さんという方。現在の遺構は木が生い茂り、全貌を把握するのが大変なんです。ここを実際によじ登って確認しながらつくった地図だそうで、超マニアックです。

さて、この庁南城の遺構に何があるのかというと、戦いに備えるための地形でした。尾根の反対側を削り落として断崖絶壁になってたりするわけです。
子供達も大喜びで、どんどん先へ登って行きます! 少し危ないくらいの探検はワクワクと楽しいものです。
次回はぜひ“合戦”体験もしてみたいです。こういうの、どんどんお願いしますね!


探検地図。原図は小髙春雄さん「長生の城」(茂原図書館蔵)


ケガは自己責任で!という心づもりが大切。クレーマーがいるとこういう企画は実現できず、当たり障りのないつまらないイヴェントになるだけです。(-_-)


断崖絶壁。尾根の向こう側を削り取った人口の壁。


雁股と鉄砲玉(庁南城跡出土/公民館蔵)
鉄砲玉は未使用品。

庁南城跡はここです。→地図

傾いた家の補修

50数年前に建てられた、素敵なディザインの木造住宅。今、リノヴェーション中のT邸です。今日は下がってしまった部分を修正する作業を行いました。

専門用語で“ひき”という仕事です。落ち込んだ箇所にジャッキをかまし、水平をとっていきます。“曳家さん”という職人さん達によって作業が進みます。鮮やかな手際で水平を出し、あっという間に基礎のコンクリートを流し込みました。さすがプロです。

土台が傾いてしまうと扉の開閉が困難になったり、屋根に隙間が空いて雨漏りしたり……家にとって様々な問題を引き起こします。しかし、しっかり修繕できれば、住宅としてこれからも長い時間使い続けられます。素晴らしい仕事です。

by Tomo


ジャッキアップしたところ


鉄筋を置いてコンクリートを流す

晴美さんの新作“バンダナ”?!

平山晴美さんの新作“バンダナ”が完成です!

“え……!?(・_・;?”

と思ってしまうその気持ち、よく判ります。
では、もう少し説明しますと……

晴美さんプロデュースのバンダナです。トモが撮影した代表作品の写真があしらわれてます!

晴美さんは、カスタムナイフメイカーとして、根付作家として、世界を舞台に活躍なさっています。
作品はひとつひとつ製作期間が長くかかります。またクライアントのもとへ渡されるため、作品がお披露目されるチャンスは限られます。
見所はモチーフの象眼。晴美作品の大きな特徴です。根付作品も数多くあります。

今回のバンダナには、代表作がズラリと並んでいます。印象の異なるそれぞれの作品を、折り方、使い方次第で、気分を違えて使用できる。♡

これは晴美さんのミニ作品集ですね。

今週末……2月18日のフォールディングナイフショウ、平山晴美さんのブースにてお披露目されます。
お楽しみに!(^O^)/

by Tomo

↑ドラゴンの部分。スカジャン風?
↓フクロウ部分はまたガラリと印象が変わる。

↓晴美さんの作品集です。トモがこれまで撮りためてきた写真集でもあります。ナイフショウ会場で販売されていると思います。残り僅かだそうですので、お早めに〜!