今年から地元の長南小学校4年生の授業を担当しています。教室ではなく、外で 様々な体験プログラムを試みる中で英語を使います。必要に迫られると普段モジモジしている子どもも英語を喋り始めました。しかも通じるという喜びで顔が輝いています。
1学期の体験内容は、まず原っぱにどうやって自立テントを作るか工夫し、つぎに火はどうやっておこせるのか実践しました。何もないところから何でも作り出せる自活力を育むようプログラムを組んでいます。
紐を結べない子が結構たくさんいて衝撃を受けました。現代は都会も田舎も大して変わらなくなってしまい、昔に比べて子供達の経験値が下がっていることに気づかされました。しかし体験すれば、あっけなくできるようになるんですよね。子どもの吸収力はスポンジのようです。
ここの生活には都会にない楽しみがたくさんあります。人工的に作られたエンターテイメントではありません。日常、そこら中にあるものです!この価値に気づくと幸せでいられ、力強く生きられることでしょう。たくさんの体験を通して、たくましくなって欲しいですね。
↑↓同じ構造のテントはひとつもありません。実際に中で過ごすとまた次のアイディアが出てきます。
↑↓火吹き棒づくり。工具の使用も問題なし。
校長先生です。自らフィールドの草を刈るなど、先回りして動いてくださっています。
さっそく使ってみたくなる火吹き棒!
燃えそうなものを想像しながら山へ拾いに行く。
2学期は、焚き火をあやつって料理に挑戦です。
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