「里山でなんでもいいから作業を体験させてやって欲しい!」という教授に引率され、我が家に大学生がやってきました。
先生の学生への思いは、
「田舎暮らしの良さと大変さの両方を共有したい」
「やりたいことがやれる自由な暮らしを感じ取ってほしい」
草刈りしていない山、いったいどうなっているか!
我が家で一番景色の良いところ……、しかし夏は全く行かないので、雑草が自分の背と同じくらいに伸びているし、ツタの勢いも凄まじい。
さぁ何をしよう……。
今日はここで遊びます。
えー!?
草がすごくて入れません!!!
こうやって歩き回れば
少しずつエリアを拡大できますからね。
この20人くらいがすごせる場所をつくりましょう。
見つけた木片は拾い集めてください。火をおこします。
焚きつけにスギの落ち葉も拾ってくるよう指示を出す……。
スギの葉がどこにあるのか、なんなのかも未体験。
このシンプルな指示を遂行するだけでも学びがたくさんあります。
どうやって得られるのか想像して、仮説を立てて、行動。
向こうへ行きたくても道なんかありませんから、草をかき分けて自分で道をつくります。
結束された薪と着火剤を売店から買ってくる以外の体験です。
ふと、焚き火がどこででも出来ることに感動する子が何人か現れました。これは良い気づきです!
おこした火で焼きマシュマロ。地元のレンコンをステーキにしておやつ。遊びはいつも作業とともにあれ!
ほんとうは夕ご飯もここで作るんです。また次回があるなら夜まで滞在して欲しいです。
金坂レンコンは甘い!
なんと!虫嫌いが半数近くいましたが、この強引なフィールド体験が彼らにどんな影響を及ぼしたやら。大変ではありましたが、こちらは思いきり楽しめた一日でした。
2018.9.1 淑徳大学フィールドワーク@長南 (森山佳代さん主催)
午前中は、木工体験(ウルトラ古民家防衛軍)
古民家リノベーションのモデルハウスにて。
↓ランチは、ペッシェアズーロ池田氏のケータリング!
その他、紅花染め体験、白井菖蒲園、クラフトビール長誠屋などを巡りました。