カテゴリー別アーカイブ: 長南町 “勝手に” 広報課

地獄からの使者

te+te (てとて)主催「大人のミステリーなハロウィンの夕べ」

地元のte+te主催のイヴェントにて、“地獄からの使者”としてガイコツメイクのワークショップを行いました。

和やかなハロウィンディナーの終盤に突然、照明が落ち、レクイエムが高らかに鳴り、仮面の男が現れる……
「地獄の扉が開かれる前に“ゾンビ”になりなさい」

この瞬間まで参加者にはシークレットでした。
皆さん個性的な衣装に化粧までも完璧。その上からガイコツメイクを施すなんて、受け入れてくださるのか賭でした。

しかし!
あっという間にゾンビに変身!
しかもクォリティーの高い見事なゾンビ!
皆さんノリが良く、楽しそうで、本当に良かったです。

たまにはこんな姿になるのも良いですよね。

主催者ACCOさんに見本のメイクを施す。彼女がプロデュースするイベントはどれも独特で面白い。
まるで映画のワンシーン。横一列がいっそう不気味で美しい。
美魔女

2回もお色直しをしたTOMO。ここではステーキを焼く職人。
会場の照明施工をウルトラ“古民家”防衛軍で請け負わせてさせて頂きました。一般的な倉庫も、ライティングのマジックで雰囲気がガラリと変わります。

ACCOさんのFB投稿をシェアさせていただきます。→FB記事


主催者のACCOさんをはじめ、お世話になった皆さん、ありがとうございました。

 

実はこのワークショップは、長南小学校の英語授業でも3年間行っていました。

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ゾンビ、小学校に現る

しめ縄チャレンジ!

神社・鳥居のしめ飾りを稲わらから手作りするワークショップを2021.9.6に行いました。
これはゴボウ締めといいます。

全国各地の神社で、地域によってしめ飾りが異なるものですが、
千葉県の長生郡市地域の地元では、神社ごとに固有の飾りを伝えています。隣同士の神社の飾りがそれぞれ違うので面白いですよ。

縄ないができるようになると、いろいろな形がつくれるようになります。今はつくられなくなっている飾りも、過去の写真があれば作り方を復元できたりします。

うち部落の師匠と一緒に、千葉県一宮町の玉前神社のしめ飾りを制作していた時期がありました。これは過去の写真から飾りを復元したものです。根っこのついた稲わらを使用しています。

稲わらは、より合わせると非常に強く、縄だけでなく、敷物や袋、雨合羽や履き物など様々に利用していたわけですが、今は作れる人が高齢化しています。
地球環境問題を考えると、石油資源を使わない昔の産物を今また改めて見直す時期であると思います。

我が家では、ビニールの土嚢袋をやめて、今年からカマスを使い始めました。身近にある素材で道具を作り、繰り返し使う生活を考えています。

 

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玉前神社の注連縄飾り

隧道 その2

これは美しいトンネル!
車では入れない山道にあります。バイクは往来したそうですが、今は誰も通っていない感じです。


素掘りの隧道、丸さが美しいです。


長南町側に石碑があります。

民家の脇を通ってゆく赤道なので、場所は伏せておきます。
長南町と長柄町の境、山の地図を読める方には場所がわかると思います。

 

関連記事:
隧道 その1

里山で遊ぼう!

スタードーム https://www.stardome.jp

里山で遊ぼう!
開催/2014.9.27
主催/長南町協働交流サロン

親子対象のイヴェントでしたが、大人が本気で楽しめるよう組みました。

ジャイメがドングリを植えました。でも…

好きなナイフを選んで使ってみる
刃物の使い方 / 基本的な説明

竹飯ごう

長南町協働交流サロン主宰 池田満里子さんのご冥福をお祈りします

 

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この町らしい接待とは? 〜夢の一夜城

遊びは作業とともに

「里山でなんでもいいから作業を体験させてやって欲しい!」という教授に引率され、我が家に大学生がやってきました。
先生の学生への思いは、
「田舎暮らしの良さと大変さの両方を共有したい」
「やりたいことがやれる自由な暮らしを感じ取ってほしい」

草刈りしていない山、いったいどうなっているか!
我が家で一番景色の良いところ……、しかし夏は全く行かないので、雑草が自分の背と同じくらいに伸びているし、ツタの勢いも凄まじい。
さぁ何をしよう……。

今日はここで遊びます。

えー!?
草がすごくて入れません!!!

こうやって歩き回れば
少しずつエリアを拡大できますからね。
この20人くらいがすごせる場所をつくりましょう。

見つけた木片は拾い集めてください。火をおこします。

焚きつけにスギの落ち葉も拾ってくるよう指示を出す……。
スギの葉がどこにあるのか、なんなのかも未体験。
このシンプルな指示を遂行するだけでも学びがたくさんあります。
どうやって得られるのか想像して、仮説を立てて、行動。
向こうへ行きたくても道なんかありませんから、草をかき分けて自分で道をつくります。
結束された薪と着火剤を売店から買ってくる以外の体験です。

ふと、焚き火がどこででも出来ることに感動する子が何人か現れました。これは良い気づきです!
おこした火で焼きマシュマロ。地元のレンコンをステーキにしておやつ。遊びはいつも作業とともにあれ!
ほんとうは夕ご飯もここで作るんです。また次回があるなら夜まで滞在して欲しいです。


金坂レンコンは甘い!

なんと!虫嫌いが半数近くいましたが、この強引なフィールド体験が彼らにどんな影響を及ぼしたやら。大変ではありましたが、こちらは思いきり楽しめた一日でした。

 

2018.9.1 淑徳大学フィールドワーク@長南 (森山佳代さん主催)

午前中は、木工体験(ウルトラ古民家防衛軍)
古民家リノベーションのモデルハウスにて。

↓ランチは、ペッシェアズーロ池田氏のケータリング!


その他、紅花染め体験、白井菖蒲園、クラフトビール長誠屋などを巡りました。

猛暑でプール中止?!

他所では、猛暑でプールが中止になっている?!と聞いて驚いてしまいました。暑いからこそプールに入りたいだろうに……。今まで考えもしないことでした。

我が町の長南小学校は、隣にB&G財団がつくってくれた室内プールがあるので全天候型。授業はここで行われています。25mプールとは別に、浅いプールもあるんですよ。

この室内プールは、もちろん一般の人も使用でき、夏休みは子供向け水泳教室も行われています。しかも18:00〜19:30という時間帯、なんと夜の水泳が可能なのも室内だからですね。
ありがたいことなのでした!

長南町っていいでしょ!

ゾンビ、小学校に現る

日本でハロウィンがずいぶん目に付くようになりましたが、本来なら「地獄の扉が開いてゾンビが出てくる日」なので、かわいいキャラクターには違和感があるのです。
そこで、トモが担当している小学校の英語授業に、アメリカのハロウィンをとりあげ、自己表現の面白さと大切さをアプローチしました。みんなで思いっきりゾンビメイクをしましたよ。

このガイコツメイク、どうですか?!
このまま運転して帰り、帰宅してもメイクを落とすのが残念でならないのでありました。


頭蓋骨を手に、メイクの話をしています。


ゴミ袋で衣装づくり


フェイスペイントでついにゾンビに!


みんな本当に個性豊かでした!


これでも笑っています。みんな、よくできました!

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この町らしい接待とは? 〜夢の一夜城

庭ごはんは、長南町だからできる愉しいおもてなし。光の輝き、色彩、香り、みんな召し上がれ!

8月20日(日)。
長南町では、東京家政大学との交流事業としてバルーンワークショップがありました。 その中でトモは町からこんなお題を与えられていたんです。

・お昼ご飯を提供したい
・長南町らしいことで
・時間は30分

「ただお弁当を食べるんじゃなく、長南町らしさを実感できるようなものが打ち出せたらいいな」というのが、小高教育長のお話でした。
30分ですか?! かなりの難題で相談を持ちかけられまして、 いったい何ができるだろうか……?!?!?!  そんなこんなの紆余曲折から、今回の楽しいお祭り騒ぎとなりました。

我々が計画したのは、
「庭ごはん」
里山の暮らしは、庭を含めた環境が素晴らしく、テーブルを外に持ち出して食べるご飯が美味しい! ぜひ『都会の女子大生にも楽しんでもらえたら』と思って計画しました。

このために、かんたんに組み上がるキッチンセット、テーブル、タープなどを手作りしましたよ。制作に携わってくれたのは、それぞれの得意分野を持つ人々。 まさにマンパワーを結集して、こんなに楽しいおもてなしが生まれました。


「庭ごはん」基本コンセプト:長谷川朋之、長谷川章子
コーディネート:川野晶子、斉藤祥子、古市ゆみ

この他、30名を越える方々が準備や当日のお手伝いに参加してくださいました。どうもありがとうございました!


↑↓photo by yuka-san

◆ピザ

地元素材の持ち味を前面に出したピザです。
パン生地:川野晶子
生姜ピザ、蓮根ピザのレシピ:文吉堂 長谷川

◆移動キッチン

パネルごとに簡単に組んだり、バラせたりする機構を考えました。庭も自分の部屋のように楽しめます。
製作:ウルトラ“古民家”防衛軍 長谷川朋之

◆水のカーテン

見た目も音も涼やかでした。夏の暑さ、焚き火の熱さも忘れます。ガチャポンプも竹製の手作り。子供達に大人気でした。
製作:万﨑掘削工業 万﨑信夫さん

◆竹のタープ

構造の美しいタープ。Wo-unのワークショップに行って来た田島さんが仲間とつくってくれました。
製作:田島俊介さん

◆布タープ

5mの六角形。木々の緑に映えるよう色彩計画した布を縫い上げました。
カラー計画:斉藤祥子
縫製:岩井真由美さん、長谷川章子

◆季節の野草のしつらえ

普段の何気ない雑草なのですが、真由美さんが手がけると美しさが際立ちます。
コーディネート:岩井真由美さん

◆スタードーム

九州フィールドワーク研究会の設計。竹をカゴのように編みます。菜園や鶏小屋、子ども部屋など用途は無限大です。
製作:協働交流サロン

 

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長南小学校の新しい挑戦!(その2)

今年から地元の長南小学校4年生の授業を担当しています。教室ではなく、外で 様々な体験プログラムを試みる中で英語を使います。必要に迫られると普段モジモジしている子どもも英語を喋り始めました。しかも通じるという喜びで顔が輝いています。

1学期の体験内容は、まず原っぱにどうやって自立テントを作るか工夫し、つぎに火はどうやっておこせるのか実践しました。何もないところから何でも作り出せる自活力を育むようプログラムを組んでいます。

紐を結べない子が結構たくさんいて衝撃を受けました。現代は都会も田舎も大して変わらなくなってしまい、昔に比べて子供達の経験値が下がっていることに気づかされました。しかし体験すれば、あっけなくできるようになるんですよね。子どもの吸収力はスポンジのようです。

ここの生活には都会にない楽しみがたくさんあります。人工的に作られたエンターテイメントではありません。日常、そこら中にあるものです!この価値に気づくと幸せでいられ、力強く生きられることでしょう。たくさんの体験を通して、たくましくなって欲しいですね。


↑↓同じ構造のテントはひとつもありません。実際に中で過ごすとまた次のアイディアが出てきます。


↑↓火吹き棒づくり。工具の使用も問題なし。

校長先生です。自らフィールドの草を刈るなど、先回りして動いてくださっています。


さっそく使ってみたくなる火吹き棒!


燃えそうなものを想像しながら山へ拾いに行く。

2学期は、焚き火をあやつって料理に挑戦です。

 

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うんまいビール!「ちょうせいや」

近所の店、ビールの品揃えがすごい!
片っ端から飲んでみたいと心から思います。写っている冷蔵庫の何倍もある品揃え。全部ビール。しかし、お店構えは廃墟になったコンビニ風。通りすがりの人は絶対に通り過ぎると思われます、はい。
ちょうど酒好きの友人が来たので、この知る人ぞ知る有名なお店へ行こうと思いました。

「苦い人生」と書いてある前掛けとこの出で立ち。マニアックな解説が楽しい。ビールってこんなにいろいろあるんですか???
そして冷蔵庫の奥深くからは、なにやら新聞紙に包まれたものが出てきて……。なんと15年貯蔵のビールとやらで、ゆっくり味が変化しているらしいのです。ボトルは光を通さないように塗られ、新聞紙は冷えすぎないようにくるんであるとのこと。なに〜これは飲んでみたい!
「買います!!!」と酒好きの友人が言ったら
「ぇええっ?! いえ、あの、お高いんですけどいいんですか?」と答えるので、思わず笑ってしまいました。すみません。買って来ちゃいましたが、よかったのでしょうか。(^^;)

さて、

6人で少しずつつぎ合って、味わいながら飲んで。そのたびに歓声。うまいです! こんな飲み方は楽しいですね。
普段弱い人まで悪酔いなし。自家製どぶろくをはじめて飲んだときを思い出しました。体が欲している感じ。飲むと体が活性化する、酒は本来こういうもの。今は添加物で悪酔いするニセ酒が主流ですが、本当は生きた菌の作用でつくられるもの。

「ちょうせいや」さんに寄ったおかげで、楽しい利きビールの宴会となりました!!

「ちょうせいや」はここです。→地図